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オニがやってきた?

2008.02.03
ソルティさんは次の町にやってきました。

2002031


けろくも「この町はどんな町なんだろうね。」

ソルティ「うーん。。そうだね。ねぇ、この辺のお家のフモさんたちってちょっと変わってない?」

けろくも「どうして?」

ソルティ「だって、玄関のところにお魚の頭を棒に刺して飾っているよ?」

けろくも「あ、あれね。ソルティは知らないの?」

ソルティ「え?」

けろくも「今日はね、節分といって季節の変わり目を意味しているらしいよ。季節の変わり目には鬼がやってきてその鬼をやっつけるためにマメをまくんだよ。ヒイラギという植物に鰯の頭をつけると鬼が嫌がるって言う話しだよ。」

ソルティ「けろくもちゃんはなんでも知っているんだね。」

その時、ソルティさんの体に何かが当たりました。

ソルティ「イテッ!何だ?」

けろくも「ほら、マメだよ。」

ソルティ「何か聞こえるよ?」

少し離れたところから、「鬼は~外、福は~うち!」という声が聞こえてきました。

ソルティ「マメを投げられたってことは。。僕は鬼じゃないよぉ~!」


2002032


けろくも「ねぇ、今見えたよ?鬼がいた!」

ソルティ「まさかぁ。。」

ツノッキー「よぉ!」

ソルティ「あ!オニだ~!」

ツノッキー「おいおい、僕は鬼じゃないよ!名前はツノッキー。僕は雨を降らせにこの町にやってきたんだ。みんなが僕のことを鬼だと思ってマメを投げて来るんだ。」

ソルティ「雨を降らせるため?」

ツノッキー「そう。この町はここ3ヶ月も雨がふっていないらしいよ。だから、僕がやってきて雨を降らせようとしたんだ。」

けろくも「どうやって?」

ツノッキー「僕の得意なドラムを叩けばすぐに雨雲がやってきて、たちまち雨が降り出すんだ。」

ソルティ「へぇ、すごいね~。」

ツノッキー「広場にドラムを用意してあるんだ。君たちも来ない?」

ソルティ「え?僕たちも見ていいの?」

ツノッキー「もちろんさ!」

ソルティさん、けろくも、ツノッキーは広場へ向かいました。

2002031


けろくも「お~、すごい!ドラムが置いてあるよ。」

ツノッキー「さぁ、思い存分叩くぞ!」

けろくも「何だか楽しそうだね。」

ツノッキーは早速ドラムを叩き始めました。

ソルティさんはウズウズ。知らない間に、ソルティさんも一緒に演奏を始めました。
するとどうでしょう。青空から一転。いつの間にはグレーの雲があたりを覆いました。

けろくも「ねぇ、雨雲だよ?」

ツノッキー「お、来た来た。もっともっと!」

ソルティ「今回の演奏は、なんだかスッキリするなぁ。気持ちがいい!」

しばらくして、辺りは薄暗くなりポツリポツリと雨が降り出してきました。

けろくも「雨だ!雨が降ってきたよ。」

2002034


ツノッキー「良かったー。これでもう安心。さぁ、僕は別の困っている町に行かなきゃ。さようなら~。」

けろくも「さようならー。」

ソルティ「またどこかで会いましょう!楽しかったよ!」

けろくも「見て、町のみんなが喜んでいる。」

ソルティ「本当だ!彼は全然オニなんかじゃないよ!福の神だよ!」

けろくも「そうだね。」
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コメント

こんなに陽気で優しい鬼さんなら是非お友達になりたいです。

ニコニコさんへ
オニというと、怖いイメージがありますがこのツノッキーはみんなのために役に立とうとしている優しいフモさんです。
こんなオニなら、遊びに来て欲しいですね。

鬼というだけで豆をぶつけられるなんてかわいそう。かっぱ♂は子どものころから『鬼は外』を言ってませんでした。鬼さんとも仲良くしたほうが絶対に平和になると思います。
ツノッキーさんはソルティさんと出会って嬉しそうですね。またどこかの空の下で会えるかもしれません。ソルティさんの旅はほんとうに温かくて、じーんときます。

夫婦ともかっぱさんへ
夫婦ともかっぱさんは、平和しゅぎなんですね。。
とても良いことだと思います。
夫婦ともかっぱさんのところに、いつかツノッキーがお邪魔する日がくるかもしれませんね。

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